が、めざしているもの
医療法人七生会は、内科および脳神経内科を診療する辻 医院を母体に、訪問看護ステーション(みなし)部門と、居宅介護事業所を併設して設立されました。 近年、地域包括ケアを目指して加速する、病院から在宅医療へ、そして、治す医療から支える医療へというシフトは、長年、認知症や神経難病を中心に地域医療に関わる中で、単に国の方針というだけではなく、当事者家族の願いでもあると痛感します。そのためには、医療と介護、時に福祉との連携の質の向上が待ったなしの課題であり、中京区でも、二つの医師会(中京東部医師会、西部医師会)が協力して「中京区在宅医療センター」を法人化して、行政、病院を含む、関連多職種の機関で5年に渡り話し合いを続けてきました。その一方で、そうした大きな枠組みの中での話し合いとともに、診療所としても、常に訪問看護、リハビリ、ケアマネージャーと話し合える環境を作ることが重要と考えます。そのため、法人内にそうした部門をもち、それぞれ独立して医療介護サービスを提供するとともに、そのなかでの課題を共有することは、それぞれの対応力向上に資するところ大であり、ひいては地域の在宅医療介護連携を推進するために少しでも貢献できるのではないか、ぜひ貢献したいという思いから設立いたしました。 現在の陣容は、24時間対応の訪問診療医1名、同じく24時間対応の訪問看護師3名、訪問リハビリ3名(PT2名、OT1名)、ケアマネージャー4名です。 概略は以上です。このささやかなプロジェクトをとおしてめざすのは、「人を幸せにする医療介護連携」という大きな目標です。 皆様方のご理解とご支援の程、よろしくお願い申し上げます |